Linux アプリケーションの GUI インストーラを触る機会があるので、X11 for Mac OS X を入れていました。
インストーラはどうやら Web には転がっていないみたいで、MacBook Pro に付属のインストーラを使いました。
MacBook Pro OS X Install Disc 1 の /System/Installation/Packages/X11User.pkg にありました。
X11 のインストーラ
X11User.pkg を起動すると、いつものインストーラの画面。何も迷うことなくインストールできます。
インストール後はソフトウェアアップデートで最新版にしました。
インストール、アップデートが完了したらいよいよ起動。
アプリケーション/ユーティリティ/X11.app をダブルクリックすれば Ok。
xterm というターミナルが起動したら、
$ ssh -X username@hostname
とすれば X Window System の情報を双方向に転送するモードで ssh 接続が確立します。
で、xeyes とうつとマウスカーソルを追いかける目玉が登場します。
ローカルのマウスの移動情報がサーバ側に伝わって、サーバからは GUI の表示情報が帰ってくることが分かりますね。
xterm と xeyes
リモートのログファイルを監視したいときは侍が使えます。
$ wget http://yusuke.homeip.net/samurai/samurai.jar
$ java -jar samurai.jar
しかし、起動半ばで X11 もろとも落ちてしまいました。
1.VMWare Player に OS を新規インストール
2. QEMU で VMWare Player のディスクを作成する
Browser Appliance をベースにして CentOS をインストールしましたが、仮想ディスクサイズが 10GB しかないのであっという間にディスクが足りなくなってしまいました。
しかし、VMWare Player は Player であって、仮想ディスクを作成する機能はありません。
QEMU というエミュレータ環境をつかうと仮想ディスクを作成できると聞いてやってみました。
やりかたは簡単。QEMUをダウンロードして、qemu-img.exe というユーティリティを使うだけ。
具体的には
> qemu-img.exe create -f vmdk 仮想ディスクファイル名.vmdk 仮想ディスク容量
といった感じ。
>qemu-img.exe create -f vmdk centos.vmdk 30G
Formating 'centos.vmdk', fmt=vmdk, size=31457280 kB
C:>dir *.vmdk
ドライブ C のボリューム ラベルがありません。
ボリューム シリアル番号は 5019-C42E です
C: のディレクトリ
2006/12/13 11:45 3,997,696 centos.vmdk
1 個のファイル 3,997,696 バイト
0 個のディレクトリ 60,680,519,680 バイトの空き領域
オプションの -f vmdk というのが肝心で、このオプションをつけないといきなり指定したサイズのファイルができてしまいます。
実際に使い切るかどうか分からない仮想環境にまるまるディスクを消費してしまうのはもったいないですね。
ただ、拡張可能な仮想ディスクは断片化しやすそうなので実ハードディスクに余裕があって、パフォーマンスを重視する場合はオプションを外しても良いかもしれません。
ディスクが作成できたら、あとは今まで使っていたイメージと差し替えれば普通に好きな OS をインストールできます。
Google の AJAX フレームワーク、GWT がオープンソースになりました。
・GWT 1.3 Release Candidate is 100% Open Source
http://googlewebtoolkit.blogspot.com/2006/12/gwt-13-release-candidate-is-100-open_12.html
最近 AJAX のフレームワークが乱立しているのでそろそろ淘汰されてきてほしいところです。
GWT はまだ使ったことはないですが、丸々 Java で Web アプリケーションを開発できるので Java 使いには一番効率が良いプラットフォームではないでしょうか。
・GWT 1.3 RC1
http://code.google.com/webtoolkit/download.html